公務員だろうが、民間の建設会社だろうが
土木と建築、大枠では技術職です
働き方にどんな違いがあるのか
思ったことありませんか
以外に違うところも多いです
サックリと説明させてください


土木をすすめる理由

もちろんなんですが、建築はヤメロなんて言うつもりはありません。
正直言って私は、建築に憧れてこの世界を目指したんです。アホすぎ&センスなさすぎで無理でしたけど笑
土木をおすすめする理由を書いてみます。
- 公務員は土木の募集が多い
- 現場の休日が多い
1つ目の公務員の募集の話。これはいつも言っている話で、募集は建築より土木の方が圧倒的に多いのは、有名です
仲間が多ければ、相談できる同期や先輩も多いので何かと助かるはずです
気の合う人も、分母の数が多ければ見つけやすいでしょう
みなさんが通える範囲の自治体の求人や、過去の試験の実績を確認してみてください。理解していただけるはずです
2つ目の現場の休日が多い理由
今回のメインです。
最近は働き方改革で、残業の減少・休日の確保・有給や育休の取得などが言われています
実際に若年層は、ある程度の給料があれば
休日の確保や時間外労働の少ない働き方を好むようです
今どき、身を粉にして働くなんて流行らないわけですし、体力的も続きません
ところで皆さんは、建築工事・土木工事と聞いたとき、それぞれどんな工事を想像しますか?
建築工事・・・ビル・マンション・家(一般住宅)
土木工事・・・道路・トンネル・ダム
上記の回答は身近な人に聞いた結果です。この業界には全く縁のない人です
皆さんの想像とちょっとは違うかも知れませんが、きっと似たような結果でしょう
この違いわかりますでしょうか。出来上がった構造物が全く違うのは当たり前なんですが
注目していただきたいのは、発注者の違いです
発注者は工事を建設会社にお願いする人のことで、約束通り工事が終了すればお金を支払う人のことです
建築は民間工事が多く、土木は公共工事が非常に多いです
これは非常に重要な差なんです。ぜひ覚えておいてください。
建築工事の場合
例えば、みなさんが一軒家を建てよう!と思ったらあなたが発注者です。
地元の建設会社やハウスメーカーにお願いすると思いますが
大手のハウスメーカーはその営業エリアだけでも毎年、何十件と建てているでしょう
しかし、発注者であるお客さんにとっては、一生に1度の買い物
なかなか温度差がありそうですよね
民間建築のトラブルはだいたいこの温度差が原因になることが多いです
一生に1度の買い物で妥協はしたくないですからね。
ほかにも、店舗建築などは工期を守るのがとても重要です。
近所でもドラックストアを建設していますが
終盤は土曜の夜でも仮設のライトを付けて内装工事をしていました。
店舗系建築は
- オープン日時の決定
- チラシの印刷
- 商品の陳列
- バイトの確保
外堀が着実に埋まっていきます
責任者としてはプレッシャーがすごいんですよね。
まあ慣れるのかもしれませんが、一日刻みで工事が次々と進展していきます
土木工事の場合
一方、土木工事は様子が異なります
土木工事を中心に請け負う建設会社は、大半が公共事業だと思います。
発注者は地元の自治体(市役所や区役所等)現場の担当者は市の技術職員であることが多いです
ところで、皆さんのお住まいの地域でこういう看板を見た事はないでしょうか?
そこで行われている工事をお知らせする「工事件名版」と言われるものです。
公共事業では必ず設置しなければならないものです
注目箇所は工期です。
令和〇〇年〇〇月〇〇日まで
と記載が必ずあります。

この工期は、何度も何度も書き換えられ数ヶ月どころか、何年も延長してしまうこともあります。
気がついたら工期が延長されてたなんてことも多々あります。
理由があれば工期の延期も比較的認められやすいのが、土木工事です
建設業界全体も、ようやく週休二日制に移行してきましたが
週休二日の工事実績が多いのは確実に土木工事です。
なんやかんや言っても、民間より役所の担当者はやさしいと思います。
ただ、土木工事は、広い面積で工事が実施されるので、近隣に変な住民が住んでたりすると苦労するかも知れません
まとめ
平日の役所に言って、建築系の部署(建築確認課とか)土木系の部署(道路、下水道など)の
フロアや場所を覚えておく
深夜や土曜日に電気が付いているのはドッチかな?就職を考えているなら見に行ってみよう。
ではまた
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